室内飼いの猫は怪我をしないと思っていましたが、自分でひっかき傷を作ってしまうことがあるようです。
猫が自分でひっかき傷を作ってしまった
ある朝猫の耳を見ると、出血をともなう傷がありびっくりしました。
傷の様子
爪で引っ掻いたときの縦線が何本か見え、じわりと血と浸出液が滲み出ています。
痛みはないのか、猫は気にしていないようでしたが、よく掻くところだったので酷くなるのではと心配になりました。
その日と翌日は病院がお休みだったので様子を見ることに…。
市販薬を購入して様子見
翌日、まだ生っぽい傷口から菌が入ることが心配だったため、ネットで検索した傷薬を急遽ホームセンターで購入しました。
「ネオスキン-S」という軟膏で、主に皮膚の炎症に使用する市販薬のようです。
白いクリーム状の薬で無臭。
手で塗るのは不衛生かと思い、綿棒で塗布することにしました。
薬は少しペタつき毛が絡まるので、はみ出た部分は拭いてあげると良いかもしれません。
毛づくろいが届く範囲に傷がある時は薬を舐めてしまう可能性があるため、カラーを巻きましょう。
今回は耳裏だったのでカラーはなし。
生っぽい傷に直で塗るのは心配でしたが、特にしみたりはしないようで猫も嫌がりませんでした。
(ネットで見たレビューでも、薬の刺激に過剰に嫌がる子はいない様子です)
経過観察
翌々日、生っぽかった傷がカサブタになってきました。
さらに3日後くらい、カサブタも剥がれて傷が塞がりました。耳の周りも拭いて毛の絡まりを取ってあげます。
その後、無事に毛も生えてきました。
この間1週間ほど。治って一安心です。
最初は血が出ていたので慌てましたが、猫が過剰に気にしていなければ自宅で経過を見るのもありだと感じた一件です。
最近は病院に連れて行く方がストレスになっていたので、これでよかったのかな~
猫の傷・舐めハゲについて
舐めハゲ+炎症という怪我は過去にしています。
こちらはお腹を舐めすぎてしまった時の様子です。
この時は病院に連れて行きましたが、猫の舐めハゲはよくある症状との事でした。
柚子の場合は、避妊手術+健康診断のエコーのために剃ったお腹が気になり、舐め続けて起きた炎症です。
猫によってはアレルギーや部屋の乾燥による痒み、ダニなどの虫が原因ということもあるので、酷く舐め続けているときは早めに病院で診てもらいましょう。
また、今回のようなひっかき傷は爪をこまめに切ることで回避できるそうです。
柚子は週1回爪切りをしていたのですが、切った断面は角ばっているのでそれで傷がついたのかもしれません。脚力が強いので。
つれづれ