今回は昨年、2020年の初詣のお話です。
(2021年はコロナ渦のため近場の神社で済ませました)
初詣は毎年京都の有名な場所にお参りしていますが、昨年は少し別の意味で有名な場所に参拝してみました。
安井金比羅宮
安井金比羅宮は京都東山にある「京都最強の縁切り」として有名な神社です。
縁切り神社は関西でも各所にありますが、ここはとにかく効果が強い+強引なことで評判となり、一時期Twitterでバズっていました。
ネットで見た話によると、
職場を退職したい時縁切りをお願いしたら交通事故に遭い、仕事をやめざるを得なくなった。一応縁が切れたことになるのか…
とか、
太った体型と縁が切れますように!と願ったら、胃腸系の疾患になり激痩せしてしまった…
など、本人の意図しない過激な形で願いが成就する事で有名になったようです。
この話に少しビビりながら、昨年怠惰に過ごした自分と決別したい!という思いから参拝するに至りました。
場所は京都東山 建仁寺すぐそば
住宅街の道を進むと神社の鳥居が見えてきます。
境内は普通のお正月ムード 意外と人が多い
縁切り神社とのことで、閑散とした怖い雰囲気を想像していたのですがそのようなことはなく、境内はお正月の人出で賑やかでした。
お正月のお飾りもカラフルで可愛らしい。
拝殿は撮影できないため省略。お参り方法は一般的な神社と同じ。その後行う儀式で悪縁を断ち、良縁を結んでもらいます。
その儀式が、この神社のメインスポット「縁切り縁結び碑(いし)」への参拝です。
「縁切り縁結び碑(いし)」をくぐる
この碑には丸い穴が開いており、形代という紙を持ちくぐります。
表からくぐると悪縁を断ち、裏からもう一度くぐって戻ると良縁が結ばれるそうです。
まず、本殿へのお参りを済ませます。次に、本殿近くの「形代授与所」で形代(かたしろ)を購入し、お願いを書きます。100円程度のお賽銭が必要となります。
こちらが形代です。願い事は絵の上でも裏面でも、何処にどのくらい書いてもOKとのこと。
私は怠け心が断ち切れるように、苦手な人との縁が薄くなるようにお願いを書きました。
こちらが縁切り縁結び碑です。形代を持ち、碑をくぐる列に並びます。
写真では半分見切れていますが、左下の方に大人一人がくぐれる穴があります。
碑の表面にはびっしりと形代が貼られています。ものによっては真っ黒になるまで願いが書かれている紙もあり、おお...となりました。
コートを着ていると引っかかるので、脱いで荷物と一緒に石のそばに置かせてもらい、いざ碑潜りへ。心の中でお願いしながら裏へ、表へと匍匐前進しました。
くぐった後は碑の後ろにある作業台で紙に糊付け、碑に形代を貼って完了です。
お参りの後はお守りを買おう
安井金毘羅宮には何種類かお守りが売っています。有名なものは悪縁切り守り、良縁結び守りなどです。
私は「心機一転お守り」を買いました。白地に金糸の奇麗なお守りです。中にはなにか、リングのようなものが入っている感触。
2020年はこれを常に持ち歩き、部屋に飾り、怠けることがないようにと気持ちを改めて過ごしました。
参拝の効果はあったのか
昨年~今年で配属チームが2回も変わり、新しい人間関係とソフト勉強で忙しくなったため、ぼんやり怠惰な時間はなくなりました(^^;)
また、苦手な人間関係(実家だったのですが)との縁も、コロナのため帰省する機会がなくなったことで図らずも薄くなったのかなと...
もしかするとこれが参拝の結果やもしれません...。効果ありそうですね。
つれづれ