ゴールデンカムイにハマった女二人でハルコロさんへ行きました
ゴールデンカムイという漫画をご存知でしょうか?
週間ヤングジャンプで連載中の漫画で、明治時代の北海道・樺太を舞台にした金塊探しがテーマの最高に面白い漫画です。
この漫画については様々なサイト様に素敵な記事があるので、こちらでは割愛します。
さて、作品の中で出てくるアイヌ料理を食べることが出来るお店が関東は新宿の直ぐ側にあります。
「ハルコロ」さんというお店です。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13156898/
新大久保駅からすぐ、住宅街のマンション?の1Fに開店されています。
ご家族かと思うのですが、男女のスタッフさんと小さな女の子が出迎えてくれる、こじんまりとした暖かなお店です。
まず、最近は金カム効果か常に満席状態なので、行く場合は予約推薦です。
東京のコミックイベントの前後は確実に予約が埋まるので、早めに電話で予約をしたほうが良いですね。
私は友人が数週間前くらいにしてくれましたが、その時点で21時からしか入れません
という状態でした。
ほっこりする入り口
お店はとてもこじんまりしています。
大きな荷物は外に置くことになるので、身軽に行くのが良いと思います。
店内はアイヌのグッズが沢山
漫画で見た神様用のお金ですね。くるくる巻いています。
アイヌ文様の刺繍。この独特な流れは学生の頃から興味津々でした。
そしてゴールデンカムイグッズも飾ってあります。
作者の方が料理など取材に来ていたそうです。白石の存在感・・・!
店内を探検させてもらったあと、早速料理を注文しました。
作中で出てきたメニューはどんなものがあるのかワクワクです。
メニュー表はこちら(2018年5月のメニューになります)
アイヌ語の料理はカテゴリーが別れており、注文しやすいです。
親切ですね。
作中で何度も登場したおなじみ料理「オハウ」と、アシリパさんが欠かさない「行者にんにく」は絶対に食べねば!ということで、「オハウ」「イモシトセット」「行者にんにくのおひたし」を注文しました。
「オハウ」と「イモシトセット」
オハウは汁物、イモシトはお芋のコロッケです。
ハルコロさんのイモシトはプレーン・かぼちゃ・よもぎの3種類があります。
二人で1セット頼んだのを察した店員さんが、2等分にして持ってきてくれました。
気遣いが素敵。
オハウは一人1杯ずつ頼むのが丁度いいです。
量がわからなかったので1杯にしてしまいましたが、お椀いっぱい食べたい味でした。
味は素朴
外はカリッ、中はほくほくなイモシト。
上に塩を軽く振ってあるくらいの薄めの味でした。よもぎは香りが良いです。
普段、味の濃い料理ばかり食べていたんだなと気づくような素朴な味わい…。(直前に別の居酒屋でとてもしょっぱいサラダを食べてきたせいもありますが)
オハウも、野菜の甘さや鮭のお出汁が効いた優しい味でした。
行者にんにくのおひたしと、北海道といえばのハスカップサワー。
これもまた薄味。にんにくという名前でしたが、ほうれん草のような風味でした。
ただこの日、ビックサイトのイベント当日でして、お店はおそらく金カムファンのお客さんで大変混雑しておりました。
注文を忘れられてしまう事がありましたので、もしかしたらこのおひたしもお醤油とかついたのかも??
でも、アイヌの料理だから本場の味付けもこのくらいなのかな~等々会話にも花が咲きました。
追加でジビエも注文することにし、鹿肉の炙りわさび焼きをお願いしました。
鹿肉は初めてでしたが、柔らかく臭みもないので美味しかったです。
ワサビが思ったよりぴりりと効いて、お酒にぴったりのメニューでした。
ここで、肉と来たらあれをやるしかないと相談していた二人。
鹿肉on行者にんにくです。
杉元一行もこんな組み合わせで食べていたのかな~と、漫画に思いを馳せながら頂きました。
滞在時間は1時間弱。(予約時に時間制限があること、その時間も伝えられます)
短い間でしたが身も心も楽しくなる素敵なお店でした。
次に行く機会があれば、チポロやルイペにも挑戦してみたいと思います!
つれづれ