時を閉じ込める綺麗なアートのご紹介
<シネマグラフ>
シネマグラフは、写真を部分的に動かすことで、そこに注目を集める表現手法です。
時間が止まっている写真の世界で、動いている部分だけは時間が進んでいるような錯覚を覚えます。
アニメーションGIFという枯れた技術を見事に蘇らせたシネマグラフは、視線を集めるテクニックとして宣伝などで活用できそうです。
-google引用-
私はシネマグラフ画像を見るのが好きで、よく検索しています。
画像を眺めている時の不思議な感覚がクセになるからです。
それは、古い家の蔵の中に入った時の様な感覚。
外の音が遠のき、空気の流れもない、止まった時間の中に踏み込む感じがします。
こちらにはいろいろなシネマグラフが掲載されていて、ずっと眺めてしまいます。
ちょっと落ち着きたい時、頭がつかれた時、のんびり眺めるのがおすすめです。
作ってみました
今日は柚子の日向ぼっこ映像が撮れたので、それでシネマグラフを作る事にしました。
TOP画像が制作物です。
本当はループ部分が繋がると綺麗なんだけど、動物なので仕方ないですね~。
使用した機材
- iPhone 5S
- Adobe PhotoshopCS6 (以下PS)
- AfterEffectsCS6 (以下AE)
スマホで撮影した映像をPCに取り込み、AEでループになりそうな部分だけにトリミングを行います。
上手くループ映像になったら、色調補正をかけてレトロな色合いに。
そうしたら、小さめサイズの連番png形式で出力し、Photoshopに持っていきます。
ここで以前は、
素材を一枚ずつ手作業でレイヤー分けをしてGIFアニメ化していたのですが、
今は便利なスクリプトが標準で入っています。
ファイル>スクリプト>ファイルをレイヤーとして読み込み
フォルダに連番画像をまとめておけば、
フォルダ選択>取り込みで順番通りに一発レイヤー化できる。超便利です。
そのままのレイヤー順では若い番号が上に来る為、アニメーションが逆になってしまいます。
レイヤーを全部選択し>レイヤー>重ね順>逆順
これで00から始まるアニメーションフレーム素材が出来ます。
あとは、タイムラインウィンドウを出し、フレームアニメーションとしてレイヤーを取り込み、最後はweb用に保存からGIF化すると完成です。
連番ファイル取り込みとレイヤー逆順機能を初めて知ったので、覚書として書いておきます。
つれづれ